刃物 フルカワ

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鉄 一千年のロマン 文化財再建の和釘も鍛える 
土佐派鍛冶 白鷹幸伯

白鷹幸伯プロフィ−ル

白鷹幸伯(しらたか ゆきのり) 昭和10年愛媛県松山市生まれ。9歳の頃から父の向こう槌を打ち、農具・荷馬車の輪鉄・木造建築金具などの製法を覚える。高校卒業後、土佐鍛冶の兄から山林用刃物・鎌・包丁等の製法を習う。昭和36年上京、日本橋木屋に就職。昭和46年西岡常一棟梁と出会う。翌年、木屋を退職、郷里に帰り鍛冶に専念。西岡棟梁の依頼で薬師寺再建のための白鳳型和釘の鍛造を行う。銘/興光


西岡常一棟梁と白鷹幸伯
法隆寺や薬師寺の修復や再建を手掛けた宮大工の故西岡常一棟梁は、樹齢千年の檜を使って千年はもつ建物を
造るのが自分の役目だと言いました。世界最古の木造建築である法隆寺。ここで使われていた釘は一千年余も経
過した現在でも十二分にその役目を果たしていたそうです。現在の高炉から作られた釘は二十年も経過すれば錆
びて原形を留めておりません。古代の釘は、砂鉄を炭で還元して造った不純物の極めて少ない純鉄を鍛造して釘に
仕上げているので銹(さび)も表面だけで中に侵食していくことが極力少ないため千年以上の長きにわたりその役目
を果たすことが出来たのです。

吉川英治文化賞受賞
白鷹氏は、長年、本業の鍛冶の他に和釘を作っています。宮大工の西岡常一棟梁から薬師寺再建にあたり千年耐
える建物を造るから千年もつ和釘を造れと言われたのが和釘造りのきっかけでした。以後、和釘の研究・製作に取り
組み、文化財である神社・仏閣・橋等の改修・再建など陰ながら支えていることが認知され平成13年度吉川英治文
化賞を受賞いたしました。


白鷹氏が鍛えた和釘と文化財

薬師寺西塔

1
851年(享禄1)の兵火のあと、礎石だけが残っていた。宮大工の
西岡常一棟梁により、昭和56年、東塔とほぼ同型に再建された。
東塔よりも屋根の傾斜は少ないが高さは百年余後に東塔と同じ
高さになるように多少高く造られている。西塔には白鷹幸伯の鍛
えたは白鳳型和釘が使われております。西岡棟梁から薬師寺西
塔に使う和釘は、「最低でも一千年はもつ建物にするために木も
樹齢一千年の台湾檜を使用する、釘も一千年以上持ち応えなけ
ればならない」というのが条件だったそうです。

白鷹氏の鍛えた和釘が使われ再建された建造物
奈良・薬師寺 回廊 四国・松山城 岩国・錦帯橋


白鷹氏の製作し薬師寺再建に使用された和釘
@ 大釘 全長320mm 重さ320g
A 薬師寺 西塔 再建時に使用した釘 全長285mm 285g
B 薬師寺 西回廊 再建時に使用した釘 全長260mm  重さ195g
C 日本鋼管が採算を度外視して製作した不純物を極力少なくした純鉄素材
  この丸捧を赤らめて叩き和釘に仕上げます。


















白鷹幸伯作切り出し
新たな入荷したものです

東大寺切り出し
明治の東大寺大仏殿改修工事の際に出た古材を地鉄に使用した切り出しです。
全長200mm 刃幅16mm 重さ105g  掻通裏仕様
\36,750 (\35,000)
@刃部拡大
 A全体裏側 
在庫無


東大寺切り出し
明治の東大寺大仏殿改修工事の際に出た古材を地鉄に使用した切り出しです。
全長193mm 刃幅17mm 重さ105g  丸留裏仕様
\40,950 (\39,000) 在庫無
柄には「以東大寺大仏殿古材造之」と彫られている
@全体拡大
A刃部拡大
B全体裏側


東大寺大仏殿
上記切り出し2点は明治の東大寺大仏殿改修工事の時に出た古材を使用しています




青葉切り出し
重巡洋艦青葉の古材を地鉄に使用した切り出しです。
全長196mm 刃幅18mm 重さ105g  丸留裏仕様
\40,950 (\39,000) 在庫無
柄には「以重巡艦青葉古材造之」と彫られている
@全体拡大
A刃部拡大
B全体裏側

重巡洋艦青葉の詳細
全長/177.48m 排水量/8,900トン 速度/34.5ノット 艦幅/15.83m
出力/102000馬力  乗員632人  竣工/1927年9月20日
重巡洋艦青葉は開戦を迎えるとトラック島に進出し1942年8月8日には第8艦隊の一環として
ガダルカナル沖で発生した第1次ソロモン沖海戦に参加し、重巡4隻を撃沈する戦果を挙げた。
しかし1944年10月23日、栗田艦隊の一環としてレイテ湾に殴り込みをかけようとしたが米潜
水艦「ブリーム」の雷撃で大破し引き返し1945年呉軍港で爆撃を受け大破着底。戦後、解体された。
青葉切り出しはこの重巡洋艦青葉の古材を使って作っております



白鷹幸伯作切り出し

@日向切り出し
戦艦日向の古材に鋼付けした切り出し
長さ/185mm 巾/17mm 重さ/90g 
肉厚/3.5mm
柄部には次のように文字が彫られております
「以戦艦日向古材造之」

A青葉切り出し
重巡洋艦青葉の古材に鋼付けした切り出し
長さ/195mm 巾/17mm 重さ/112g 
肉厚/4.5mm
柄部には次のように文字が彫られております
「以重巡青葉古材造之」

@陸奥切り出し
戦艦陸奥の古材に鋼付けした切り出し
長さ/195mm 巾/17mm 重さ/90g 
肉厚/3.5mm
柄部には次のように文字が彫られております
「以戦艦陸奥古材造之」

A大佛殿切り出し
東大寺大佛殿の古材に鋼付けした切り出し
長さ/190mm 巾/17mm 重さ/95g 
肉厚/4.0mm
柄部には次のように文字が彫られております
「以東大寺大佛殿古材造之」

@銹肌逆宝殊尻切り出し
長さ/200mm 巾16mm 重さ/80g 
肉厚/4.0mm 税込価格\33,600 (本体価格\32,000)
刃裏に梵文字を刻む

A大銹胴切り出し 12年物 在庫有
長さ/205mm 巾18mm 重さ/120g 
肉厚/4.0mm 税込価格\126,000 (本体価格\120,000)
材料の鉄を十数年以上も海の岩間や屋根の雨だれの下な
ど塩分も多くいつもじめじめしていてたまに乾く一番錆びが
出やすい環境に放置し錆びが出るだけ出させたあとに手間
隙かけて仕上げると錆びが特有の形状を持った紋様を作り
出します。それが耐錆を持っ幽痕跡です。老体に鞭打ち頑
張っている姿が魅力です
和釘切り出し
江戸時代の和釘の先を潰して鋼付けした小型切り出し

@和釘切り出し(3寸)
長さ/100mm 巾/9mm 重さ/20g 
肉厚/2.5mm 税込価格\10,500 (本体価格\10,000)  
A和釘切り出し(4.5寸)
長さ135mm 巾/11mm 重さ/30g 
肉厚/2.5mm 税込価格\13,660 (本体価格\13,000)  
B和釘切り出し(5.5寸)
長さ/175mm 巾/12mm 重さ/25g 
肉厚/3.0mm 税込価格\16,800 (本体価格\16,000)
C和釘蕨足切り出し
長さ/115mm 巾/10mm 重さ15g 
肉厚/2.0mm 税込価格\10,500 (本体価格\10,000)
和釘切出し

@皆折太軸古釘切り出し
全長165mm 重さ65g
税込価格\36,750 (本体価格\35,000) 
江戸時代後期の皆折頭の古釘を使用

A大銹胴文人切出し
全長150mm  重さ35g
税込価格\42,000 (本体価格\40,000)
鉄を錆びが出やすい条件下に放置し錆びを出るだけ
出させたあとに手間隙かけて仕上げると錆びが特有
の形状を持った紋様を作り出します。
それが耐錆を持っ幽痕跡です。

B和釘切り出し(3寸)左用
全長86mm 重さ10g
古い和釘に鋼付けした切出し

古釘切出し 巻頭  ワラビ足  皆折
古い神社仏閣などで使われていた和釘で、時代は江戸時代中期以降と思われます
古釘切出し 巻頭 在庫有り
@全長100mm 重さ15g \12,075(\11,500)
A全長125mm 重さ25g \13,650(\13,000)
B全長130mm 重さ27g \14,700(\14,000)
C全長150mm 重さ30g \17,115(\16,300)

下記をクリツクしますと@の裏・表の拡大写真がご覧いただけます

     裏側             表側
古釘切出し ワラビ足 在庫有り
@全長132mm 重さ20g \11,865(\11,300)
A全長145mm 重さ25g \12,600(\12,000)
古釘切出し 皆折 
B全長140mm 重さ27g \15,750(\15,000)
C全長165mm 重さ77g \36,750(\35,000)在庫無
Aの拡大写真 裏側 表側



青葉切出し 拡大写真
左をクリックすると「切出し青葉」の全体が拡大されます。
左をクリックすると「切出し青葉」の柄部
「以重巡青葉古材造之」部分が拡大されます
陸奥切出し 拡大写真
左をクリックすると「切出し陸奥」の全体が拡大されます。
左をクリックすると「切出し陸奥」の柄部
「以重戦艦陸奥古材造之」部分が拡大されます
大銹胴切出し 拡大写真
左をクリックすると「大銹胴切出し」の全体が拡大されます。
大銹胴切出し 拡大写真
左をクリックすると「大銹胴切出し」の刃部が拡大されます。


白鷹幸伯作 篆刻刀

大錆胴 篆刻刀
錆で表面が朽ちだした鉄材の錆を落とし
その形を生かした柄に鋼を割り込んで作
っています。


左 てん刻刀 4.5mm
長さ195mm 重さ120g  
刃巾4.5mm平 税込価格\18,900 (本体価格\18,000)  
中 てん刻刀 7.5mm
長さ192mm 重さ90g  
刃巾7.5mm平  税込価格\18,900 (本体価格\18,000)   
右 てん刻刀 9.0mm 在庫有
長さ190mm 重さ120g  
刃巾9.0mm平  税込価格\18,900 (本体価格\18,000)  

割込鍛造 てん刻刀
軟鉄に鋼を割り込み鍛造したてん刻刀

@割込鍛造てん刻刀 4.5mm
長さ190mmmm 重さ82g  
刃巾4.5mm平 税込価格\6,300 (本体価格\6,000)  
 

A割込鍛造てん刻刀 5.0mm
長さ175mmmm 重さ75g  
刃巾5.0mm平  税込価格\6,300 (本体価格\6,000)

B割込鍛造てん刻刀 6.0mm
長さ185mmmm 重さ80g  
刃巾6.0mm平  税込価格\6,300 (本体価格\6,000)  




西岡型槍ガンナ
宮大工の西岡常一棟梁の依頼で製作し、薬師寺再建の時に使用したものと同一使用の槍ガンナ。槍ガンナ
は、西岡棟梁が法隆寺古材痕跡や正倉院に残っている小型槍ガンナや職人絵図などを参考に復元し、法隆
寺金堂再建の時に初めて使われました。
全長/790mm   刃部 長さ130mm 巾35mm 
 朴柄650mm(25×35mm) 税込価格¥38,850 (本体価格\37,000)
柄無 税込価格¥34,650 (本体価格\33,000)

宝の山?に囲まれた白鷹氏の工房



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