肥 後 守
男の子の必須アイテムだった肥後守
昔は、男の子ならだれでも持っていた肥後守。大切な宝物としていつでも持ち歩き、木や竹を削り木剣や竹とんぼを作り、学校では鉛筆を削り、蛙やザリガニを解剖したり、たまには学校の机のフタの裏側に名前や動物を彫るいたずらもして遊んだ記憶があると思います。肥後守を使ってものを造り、自然と親しみながらル-ルを学び、刃物も道具としてのル-ルの中で使用されており、今のように人を脅かしたり、傷つけてしまったりする凶器ではありませんでした。小さい頃から肥後守を使い間違って自分の指を切ってしまった痛みが解る子は決して刃を人に向けたりはしませんでした。
肥後守の名前の由来
明治年頃、三木市の人間が熊本県肥後から持ち帰り、三木市内の鍛冶職人に作らせたのが始まりと言われています。その後、全国各地で作られるようになると、粗悪品も多くなり肥後守の信用低下を危惧し、三木市の刃物組合により商標登録され組合員のみ肥後守の名称を使えるようにしました。現在では永尾元祐さんが只一人
「肥後守定駒」銘で造っている
No 作名 柄/サイス 刃長 収納時 全長 税込価格
肥後守定駒 真鍮/特大 90mm 130mm 210mm ¥3,520
肥後守定駒 真鍮/大 75mm 105mm 170mm ¥2,695
肥後守定駒 真鍮/中 65mm 100mm 155mm ¥2,585
肥後守定駒 真鍮/豆 37mm 64mm 90mm ¥1,320
唯一人の肥後守鍛冶
永尾元祐(ながおもとすけ)
昭和8年三木市生まれ、三木で四代続く刃物鍛冶。肥後守の名称を表示出来るのは永尾さん只一人。「肥後守定駒」銘で作っている。

画像をクリツクすると拡大画像になります。

真鍮ハンドルに刻まれた肥後守定駒の銘。真鍮ハンドルタイプはすべて青鋼の割込・鍛造品です。

⑤黒塗柄に全鋼(鋼の無垢材)ブレードを使用した低価格の肥後守定駒。

⑥黒染柄に軟鉄に青鋼を割込んだ鍛造ブレードを使用した最高級品の肥後守定駒

画像をクリツクすると拡大画像になります。
No 品名 柄/刃構造 刃長 収納時 全長 税込価格
肥後守定駒 黒塗/全鋼 70mm 108mm 170mm ¥1,320
No 品名 柄/刃構造 刃長 収納時 全長 税込価格
肥後守定駒 黒染/割込 75mm 110mm 173mm ¥5,720
肥後守と同一形状ですが肥後守の名称が登録商標のためその名称が使用できないのでハンドルには宮本武蔵と刻まれております。ブレードは中鋼の複合材を使用しています。
画像をクリツクすると拡大画像になります。
No 品名 柄/サイズ 刃長 収納時 全長 税込価格
宮本武蔵 真鍮/特大 100mm 130mm 220mm ¥2,420
宮本武蔵 真鍮/大 70mm 108mm 170mm ¥2,035
宮本武蔵 黒染/大 70mm 108mm 170mm ¥2,640

お問い合わせフォーム
ご注文の前に
ご注文フォーム

メールを発信してから24時間以上経過しても返信が無い
場合は未着の可能性がもあります。お手数でも再メールもしくはTEL等で
確認お願いいたします。特に携帯電話からの場合は返信が出来ない
場合があります。


ページトップへ
表紙へ