国指定伝統工芸士 越前鍛冶 岡田政信(銘/三代目紋治郎)

昭和24年越前市生まれ、父である二代目紋治郎(国の現代の名工)に師事。昭和60年に三代目紋治郎を襲名。越前打ち刃物の伝統的技法の柾置法による火造り鍛造による造林鎌、鉈、刈込鋏などを中心に鍛える。平成3年の全国菊サミットでは、ご臨席の天皇・皇后両陛下からお買上げの栄を賜る。2021年放映の「世界不思議発見」では、最後の刈り込み鋏鍛冶と紹介される。

No 品 名 全長 刃長 重量 税込価格
止め型刈込鋏/6寸 680mm 180mm 910g ¥20,900
止め型刈込鋏/7寸 730mm 210mm 980g ¥23,650
ミニ刈込鋏 520mm 150mm 700g \10,560
生垣用刈込鋏 680mm 180mm 850g ¥16,500
一般家庭で、庭木の手入れに使用するには、①止め型刈込鋏/6寸が最適ですが、体力に自身のある方は止め型刈込鋏/7寸だと仕事がはかどります。女性で小型軽量ご希望の方には②ミニ刈込鋏がお勧めです。生垣だけにお使いでしたら③生垣用刈込鋏。①止め型刈込鋏の方が③生垣用刈込鋏より肉厚に造られておりますので無理がききます。
④茅葺鋏は茅葺き屋根を葺く時に使用する鋏です。使う方、地域によって形状が異なるようです。ちなみに写真の茅葺鋏は熊本県阿蘇在住の方のオーダー品です。⑤株切鋏は剪定鋏と同じ構造で太い枝切り用です。⑥芝生用鋏は芝生刈り専用の鋏で薄口で刃が反っています。庭木の手入れ用には使用すると刃こぼれが生じます。
No 品 名 全 長 刃 長 重量 税込価格
茅葺鋏 645mm 140mm 930g ¥40,700
株切鋏 640mm 100mm 930g ¥23,100
芝生用鋏 680mm 180mm 690g ¥17,200

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越前打ち刃物の技法 「柾置法」

柾置法は別名廻し鋼付けとも言い、越前打ち刃物の開祖千代鶴が考案したと伝えられる。鍛接の際の鋼と軟鉄の置き方と鍛接後、鋼の片隅から全体に菱形に潰す方法を言います。この方法だと鋼をより薄く出切るので研ぎ易く良い刃が付く他 地かぶり(刃になる部分に地鉄が出てしまうこと)ならず 更に鋼が直火に当たらないので加熱によるもろさの心配がなくなります。
刈り込み鋏の鋼付けにはこの方法が最適ですが、越前でもこのような鋼付けをしているのは岡田さんだけになってしまいました。
最後の刈込鋏鍛冶

門型刈込鋏は、プロの方々が使う仕上げ用の刈込鋏です。仕上げで長時間使用するのでストッパーはなく手や腕に負担が少ない構造になっています。なれないと指゛を挟んでしまいます。薄刃のため庭木の手入れなどに使用すると刃こぼれが生じます。
No 品 名 全 長 刃 長 重量 税込価格
門型刈込鋏/6寸 800mm 180mm 990g ¥27,500
  門型刈込鋏/7寸 840mm 210mm 1050g ¥29,700
  門型刈込鋏/8寸 870mm 240mm 1150g \34,100

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