阿武隈川 宗寛作
初代阿武隈川宗寛は、1819年生まれ、刀匠固山宗次に入門、後に古河藩お抱え刀鍛冶で本郷駒込曙町1番地に1000坪の敷地を有した。
二代目は廃刀令後、裁ち鋏、散髪鋏を製作するが次第に剪定鋏を専門にする。
四代目の時に東京大空襲で全てを焼失し山形市に工場を移す。現六代目に続く200年の歴史を有する。
村久作
製造元の野村屋製鋏所は、山形市で三代続く老舗で剪定鋏などを製作する。特に植木職人などのプロの方々から高い評価を得ている。
現在は、標準型のA-225 A-200 A-180 A-160 A-140の製造に重点をおき、これ以外の特殊型は製造していないようです。
左平次作
在庫が無くなり次第販売終了となります。
当店オリジナル 吾妻 植木鋏
ヤスキ青紙鋼を使用し、刃裏は和庖丁の刃裏と同じようにように凹ましております。これにより食い込みがよくなり、また、木汁が付きにくく、付いても開閉がきつくなりにくくなる効果があります。柄部の仕上は、見た目よりも使い勝手を重視したヤスリ目仕上のため滑り止め効果もあります
左画像をクリックすると刃裏やヤスリ目仕様が見易い拡大画像になります。
当店オリジナル 吾妻 植木鋏
錆のの出難いSLD鋼を使用した手入れの楽な、植木鋏です。
当店オリジナル 華道鋏 池坊型 古流型
下記製品はクリックしていただくと詳細がご覧いただけます
国指定伝統工芸士 越前鍛冶 岡田政信(銘/三代目紋治郎)
昭和24年越前市生まれ、父である二代目紋治郎(国の現代の名工)に師事。昭和60年に三代目紋治郎を襲名。越前打ち刃物の伝統的技法の柾置法による火造り鍛造による造林鎌、鉈、刈込鋏などを中心に鍛える。平成3年の全国菊サミットでは、ご臨席の天皇・皇后両陛下からお買上げの栄を賜る。2021年放映の「世界不思議発見」では、最後の刈り込み鋏鍛冶と紹介される。
No | 品 名 | 全長 | 刃長 | 重量 | 税込価格 |
① | 止め型刈込鋏/6寸 | 680mm | 180mm | 910g | ¥20,900 |
止め型刈込鋏/7寸 | 730mm | 210mm | 980g | ¥23,650 | |
② | ミニ刈込鋏 | 520mm | 150mm | 700g | ¥10,560 |
③ | 生垣用刈込鋏 | 680mm | 180mm | 850g | ¥16,500 |
No | 品 名 | 全 長 | 刃 長 | 重量 | 税込価格 |
④ | 茅葺鋏 | 645mm | 140mm | 930g | ¥40,700 |
⑤ | 株切鋏 | 640mm | 100mm | 930g | ¥23,100 |
⑥ | 芝生用鋏 | 680mm | 180mm | 690g | ¥17,200 |
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越前打ち刃物の技法 「柾置法」
柾置法は別名廻し鋼付けとも言い、越前打ち刃物の開祖千代鶴が考案したと伝えられる。鍛接の際の鋼と軟鉄の置き方と鍛接後、鋼の片隅から全体に菱形に潰す方法を言います。この方法だと鋼をより薄く出切るので研ぎ易く良い刃が付く他 地かぶり(刃になる部分に地鉄が出てしまうこと)ならず 更に鋼が直火に当たらないので加熱によるもろさの心配がなくなります。
刈り込み鋏の鋼付けにはこの方法が最適ですが、越前でもこのような鋼付けをしているのは岡田さんだけになってしまいました。
最後の刈込鋏鍛冶
No | 品 名 | 全 長 | 刃 長 | 重量 | 税込価格 |
⑦ | 門型刈込鋏/6寸 | 800mm | 180mm | 990g | ¥27,500 |
門型刈込鋏/7寸 | 840mm | 210mm | 1050g | ¥29,700 | |
門型刈込鋏/8寸 | 870mm | 240mm | 1150g | ¥34,100 |
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