越後 与板の兵部の名工
碓氷金三郎氏は2009年12月92歳の天寿を全うされました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
銘/三代助丸 碓氷金三郎プロフィ-ル |
鍛冶の町与板
与板町は新潟県のほぼ中央で、三島郡の中心に位置する。鍛冶の町としての起源は、天正6年(1578年)
上杉謙信の四天王の一人直江山城守実綱(直江山城主兼続の祖父)が、春日山より兼光、兼辰の流れを
くむ刀鍛冶を伴い与板に来た時まで遡る。江戸時代には、牧野氏・井伊氏が城主となり代々城下町として
栄える。享保年間、与板の大工道具は、土肥のみ(土肥助右衛門作)又は、兵部のみとして広く天下に知れ
渡る。戦国の世から400年余鍛冶の町として今日に至っております。昭和61年3月には国の伝統的工芸品
にも指定されました。
①切出し「飛燕 L/205mm 重/95g ②切出し「鮫」 L/205mm 重/115g ③切出し「鮎」 L/200mm 重/95g ④切出し「鮎 左用」 L/195mm 重/85g |
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①切出し「秋刀魚」 L/200mm 重/85g ②切出し「小夜利」 L/195mm 重/90g ③切出し「灯」 L/192mm 重/90g ④繰小刀「蛙巻」 L/195mm 重/65g |
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⑤刀子「鐘馗」 L/195mm 重/50g ⑥刀子「願生安楽園」 L/195mm 重/50g ⑦刀子「夏炉冬扇 L/198mm 重/70g ⑧切出し「踊り子」 L/200mm 重/115g ⑨小柄「剣龍巻」 L/200mm 重/25g ⑩小柄「無量寿」 L/200mm 重/25g |
朱鷺 |
ヤジリ |
梵字刻刀子 |
L/200mm W/105g
完売 鍛冶にまつわる碧梧桐の俳句を 銀板に刻み柄部に埋め込んである。 |
現 代 の 名 工三 代 助 丸 作
夏 炉 冬 扇鞘 付 刀 子 完売
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鞘を外した状態 |
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鞘・柄を外した状態 |
碓井金三郎氏が80才を過ぎてから趣味で始めた版画。左が「原始の女」右が「あけびとつぼ」